まさかの雪と、長い旅の始まり
旅立ちの朝、窓の外を見てびっくり仰天!なんと雪が降っているではありませんか。事前に予約しておいたタクシーで三宮のバス乗り場まで向かいます。雪以外は順調で、無事に関西国際空港に到着。出発手続きを終え、ゲートに向かう途中でまさかの誘惑が…そう、うどん屋さんです!
無類の麺好き人間の私は「1ヶ月半もこの味はお預けか〜」と思うと、急に食べたくなってしまうんですよね。でも、なかなかのお値段だったので、そこはグッとこらえて足を進めました😭
今回の目的地はコロンビアのカルタヘナ。パリ、アムステルダムを経由する大移動で、移動だけで丸一日以上かかります。アムステルダムのスキポール空港に着いた頃には、すでに夜。アムステルダムで一泊して、翌朝にボゴタ経由でカルタヘナへ向かう予定です。
ホテルに到着したのが遅かったのと、近くに飲食店が見当たらなかったので、スナック菓子で夕食を済ませようと自販機で購入していたら、ホテルのスタッフさんが「これをどうぞ」とリンゴをくださいました。なんて優しいんだ!旅の疲れが少し癒やされました。
いざコロンビアへ!熱気と洗礼のカルタヘナ
いよいよ次の到着地はコロンビア!まずは首都ボゴタへ向かい、そこから目的地のカルタヘナへと乗り換えます。カルタヘナのラファエル・ヌニョス国際空港に到着する頃には、もう日が暮れていました。日本を出た時は雪景色だったのに、空港の外はムシッとした暑さ!
空港の外に出ると、スペイン語が飛び交い、車やバイクのクラクションがひっきりなしに鳴り響く。日本やオランダとは全く違う雰囲気で、一気に「海外に来たんだ!」という実感が湧きました。
大量の荷物と共にホテルが手配してくれたタクシーを待っていると、別のタクシーの運転手さんたちが「うちのタクシーに乗って行かないか?」「もうそのタクシーは来ないかも」と大量の勧誘攻勢!ホテルからは「私を信じて!諦めないで!」というメッセージが届いていたので、その言葉を信じて、彼らの誘いを断固として断り続けました。
待つこと30分、やっと待ちに待ったタクシーが到着!手早く荷物を乗せ、素早く乗り込み、予約してあるホテルへ出発です!
ホッとしながらホテルに向かっていると、徐々にカルタヘナの住宅街に入っていきます。街灯は少なめで暗く、道路は日本のように舗装されていません。そして何より、民家は必ず背の高い鉄筋の格子で守られていて、「本当にコロンビアに来たんだな」と実感した瞬間でした。
ホテルにちゃんと向かっているか、携帯のナビで確認しながら進むこと30分、無事にホテルに到着!タクシーを降りると、意外と明るくてびっくり!実はタクシーの窓ガラスが真っ黒で、街並みが暗く感じたのはこの真っ黒なガラス窓のせいでした。後で運転手さんに聞くと、防犯のためと日差しが強いからだそうです🧐
昨日からの移動と暑さ、そして初めてのコロンビアという緊張でクタクタでしたが、ホテルにチェックインして荷物を部屋に放り込み、ベッドにダイブしたい気持ちと共に、抑えきれないほどの空腹が…😩
幸い、ホテルの隣がファストフード店だったので、そこで夕食を済ませることに。すごく明るく元気な店主のカタリーナさんが迎えてくれました。彼女のおすすめで、鶏肉とサラダ、ポテトのプレートと、日本では見たことのない炭酸ジュースを注文。鶏肉は裂かれて甘辛く味付けされていて、サラダは酸味のあるさっぱりとしたソースがかかっていて、とっても美味しかったです!ただ、勧めてくれた炭酸ジュースは激甘で…(以後、注文することはありませんでしたが、これもいい思い出です)
テレビではFIFAワールドカップ2026南米予選のブラジル対コロンビア戦が!アウェイのブラジルでコロンビアが0-1で負けている状況です。到着した日にコロンビアに負けてほしくないなぁと願っていると、なんとルイス・ディアスが同点ゴール!このまま逆転か、アウェイなら引き分けでも悪くないと観戦していましたが、試合終了間際にヴィニシウスの強烈な一撃がコロンビアゴールネットを揺らし、惜しくも1-2で敗戦…。肩を落としながら部屋に戻りました。
長旅での疲れを流そうとシャワー室へ。シャワーのハンドルは一つで、温度の切り替えもなし。お湯の温度に不安を抱えながら、とりあえずハンドルを回してみることに。上部に固定されたシャワーヘッドからは、強めの雨の日くらいの水量で、気持ちぬるめの水が…。
「ああ、今日からここでの生活が始まったんだな」
と、しみじみと感じた夜でした。
この先、どんな出会いや出来事が待っているのか!これからもコロンビアでの日々を綴っていきますので、ぜひお楽しみに!
皆さんは海外旅行で「これは文化の違いだな〜!」と感じた経験はありますか?ぜひコメントで教えてください!